アトピー、花粉症、うつ病の改善に取り入れたいビタミンDサプリ

アトピー、花粉症、うつ病の改善に取り入れたいビタミンDサプリ

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンとして有名です。日光に当たることで、体内で合成されます。

そんなビタミンDですが、がんやアレルギー、精神疾患などいろいろな病気と深い関係があることが最近の研究でわかってきて、今かなり注目されているビタミンです。

アレルギーとビタミンDの関係

ビタミンDには免疫機能を調整する働きがあり、「サーファーに花粉症はいない」では、ビタミンDで花粉症が改善するしくみについて詳しく書かれています。

ビタミンDは花粉症だけでなくアトピーとも深い関係があるようで、アトピーとビタミンDに関する研究論文もいろいろ発表されています。

韓国の成人約1万5000人を対象に行われた研究では、血液中のビタミンD濃度がアトピーの人はそうでない人に比べて有意に低いという結果が出ています(Journal of Allergy and Clinical Immunology, 2013年12月)。

モンゴルの子供約100人を対象に行われた研究では、冬に悪化する小児アトピーに対して1日1000IUのビタミンDサプリを与えたところ、アトピーが改善したという結果が出ています(Journal of Allergy and Clinical Immunology, 2014年10月)。

栄養療法を行っている溝口先生の著書にもこんなことが書かれていました。

ビタミンDはステロイドホルモンのような効果があるにもかかわらず、通常の使用方法では副作用の心配がない。まさにアレルギー治療の救世主といえる存在である。

(中略)

実際の治療では、重度の花粉症、アレルギー性鼻炎やじんましんに対して十分な量のビタミンDをサプリメントで補うことによって、劇的に症状が改善することを、私も多く経験している。しかもこの治療では、抗ヒスタミン剤による眠気やだるさを感じることなく、さらに今までどうしてもステロイドが必要であった患者さんもステロイド剤が不要になるのである。

アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! (青春新書インテリジェンス) [ 溝口徹 ]より引用

実際にアレルギー治療を行っている医者の話なので、説得力あります。

うつ病だった私はビタミンDが不足していた

アトピーに関するブログを書いている私ですが、実はうつ病持ちでもあります。20歳ごろからずっと、再発を繰り返すうつ病に苦しんできました。

そんな私のうつ病が悪化するのは決まって冬(特に12月~1月)でした。毎年この時期になると精神状態が悪くなるので、冬が訪れるのが恐怖で仕方ありませんでした。

今思えば、ビタミンD不足だったんだろうと思います。

冬は日射量が少ないことでビタミンD不足となり、冬季うつ病を発症しやすいといわれています。そして、冬季うつ病にはビタミンDサプリの摂取が効果的という研究結果も出ています。

去年の夏ごろからビタミンDサプリは摂り続けているのですが、去年の冬は精神的に落ちることもなく、年末年始を楽しむことができました。うつ病改善には、ビタミンDだけでなく、タンパク質、鉄、ビタミンB群も重要とされているため、それらのサプリの相乗効果もあると思います。

体内のビタミンDを増やすには日光浴をするのが一番なのですが、冬季や梅雨の時期などなかなか日に当たれません。アトピーの人はどうしても引きこもりがちになりますし、外出時も紫外線や花粉の影響を避けるために長そで長ズボン、帽子やマスクといった格好でいることが多いと思います(少なくとも私はそうです)。

そんなとき、ビタミンDの不足を補うビタミンDサプリが役に立ちます。

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iHerbのビタミンDサプリの選び方

ビタミンD2とD3がありますが、ビタミンD2は植物由来のもので、ビタミンD3は動物由来のものです。サプリメントとしては、ビタミンD3が一般的です。

1000IU、2000IU、5000IU、1万IUなど様々な量のものがあります。一体どのぐらいの分量飲んだらいいのか迷うところです・・・。

ビタミンDは、過剰摂取すると血液中のカルシウムとリン酸の濃度が高くなり、腎臓や筋肉にカルシウムが沈着したり、軟組織の石灰化などが起こる可能性があります。

厚生労働省が定めるビタミンDの食事摂取基準は、摂取目安量は1日5.5μg(220IU)、上限量は100μg(4000IU)となっていますが、カナダ・トロント大学のマウントサイナイ病院が行った臨床試験によると、大人なら1日1万IUなら摂取しても害はないとされています。

1日1万IUまでなら問題なさそうですが、自分の体調や環境(日に当たってるかどうか)を考慮して飲む量を調整するといいのではないのかなと思います。

ちなみに私は、現在こちらの5000IUのものを1日1錠飲んだり飲まなかったり、季節や天候や体調によって調整しています。

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Doctor’s Best, ベストビタミン D3、5000 IU、180ソフトジェル

いろいろなメーカーのビタミンDサプリを飲んでみましたが、どれも大して違いはないように感じます。黄色の小さなジェルカプセルで、変な味やにおいもなく飲みやすいサプリメントです。

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夏場の暑い時期はカプセル同士がくっついてしまいがちになるので、冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

特に冬にアトピーが悪化する、うつっぽくなるという人は、ビタミンD不足の可能性があるので、日に当たることを心掛けるだけでなく、ビタミンDサプリを試してみるといいかもしれません。

iHerbのビタミンDサプリ一覧


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