アビーノ(Aveeno)というのは、海外ではかなりメジャーなスキンケアブランドのようですね。
アビーノのシリーズには、ローション、クリーム、シャンプー、ボディーソープ、入浴剤などいろいろあるのですが、今回使ってみたのはこちらの保湿クリームです。
Aveeno, Baby, Eczema Therapy, Moisturizing Cream, Fragrance-Free, 5 oz (141 g)
あまりこういう色々な成分が入った人工的なクリームって好きじゃないんですが、海外ではよく使われていて皮膚科でも推奨されているということで、どんなものなのか気になって試してみました。
こちらは、Aveeno Babyという赤ちゃん向けのシリーズです。普通の大人向けのクリーム(アクティブナチュラルズ)もあるのですが、成分を確認したところ同じようだったので、容量の少ない赤ちゃん向けのものにしました。
Aveeno Babyシリーズの中でもこれはEczema Therapy(エクゼマセラピー)と言って、アトピーや湿疹の人向けの保湿クリームです。アトピーや湿疹のことをアメリカではエクゼマと呼ぶようです。
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エクゼマセラピークリームの成分を詳しく見てみると
こちらのクリームの成分を日本語に訳すと次のようになります。
その他の成分:水、グリセリン、パンテノール、ジステアリルジモニウムクロリド、ワセリン、パルミチン酸イソプロピル、セチルアルコール、ジメチコーン、カラスムギ穀粒油、ステアレス-20、塩化ベンザルコニウム、セラミドNP、塩化ナトリウム、カラスムギ穀粒エキス
●コロイド状オートミール(Colloidal oatmeal)
日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは皮膚湿疹にオートミール(オーツ麦)がいいというのはよく知られているようです。オートミールには、保湿&かゆみを抑える効果があるとか。アトピーの赤ちゃんをオートミールバスといって、オートミール入浴剤の入ったお風呂に入れるのも一般的なようです。
その他の成分に含まれる、カラスムギ穀粒油(avena sativa kernel oil)、カラスムギ穀粒エキス(avena sativa kernel extract)というのも、オーツ麦と同様の成分です。
●ジステアリルジモニウムクロリド(distearyldimonium chloride)
ジステアリルジモニウムクロリドは界面活性剤の一種です。このアビーノに限らず、皮膚科医推奨の保湿クリームって、なぜか界面活性剤が入っているもの結構多いですよね。
界面活性剤は敏感肌によくないんじゃないかと思いますが、ステロイドと同様「適切に使えば問題ない」ということなんでしょうか・・・?
私は普段はそういうものが入っているクリームや洗浄剤は使わないのですが、「絶対ダメ」とかたくなに拒んでいるわけでもありません。界面活性剤の害を上回るメリットがあれば、そしてずーっと長期にわたって使い続けなければ、使ってもいいのかなと思います。
それに、毎日全身に保湿クリームをべたべた塗りたくるといった使い方をするわけでもないので、まあいいのかなと。
そのほかは、一般的な保湿クリームでおなじみの成分ですね。
エクゼマセラピークリームの使い心地
蓋を開けると、こんな感じでクリームが出てきます。
ごく普通の白いクリームです。柔らかすぎることも硬すぎることもなく、本当に普通です。香りも特にありません。
肌に塗ると、すっとなじみ、塗った後はさらっとしています。乾燥がひどい人は、これだけじゃ物足りないかもしれません。
私はあまりクリーム系の保湿剤は好きじゃないんですが、このクリームは結構気に入りました。私にとっては使い心地が快適で、傷があるところに塗ってもほとんど痛みは感じませんし、変な香りがしないのも好感が持てます。
アトピーの症状や乾燥がひどい人向けではなく、比較的軽いアトピー、軽い乾燥肌の人向けのクリームかなあと思います。
今回紹介した商品:
Aveeno, Baby, Eczema Therapy, Moisturizing Cream, Fragrance-Free, 5 oz (141 g)