ラクトフェリンをiHerbで買ってみた【アトピー対策】

ラクトフェリンをiHerbで買ってみた【アトピー対策】

インフルエンザやノロウイルス予防に効果があるとか、ダイエットにいいとか、最近いろいろ言われているラクトフェリンですが、アトピーにも効果的と言われています。

アトピー対策として、ラクトフェリンのサプリをiHerbで購入してみました。

今回購入したのは、こちらのJarrow社のラクトフェリンです。iHerbのラクトフェリンサプリの中では口コミ数も多く、よく一番売れているようです。

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Jarrow Formulas, Lactoferrin, 250 mg, 60 Capsules

ラクトフェリンサプリメントについて

ラクトフェリンというのは、初乳に多く含まれるたんぱく質で、母親から子どもへ免疫機能を伝える役割を持っているようです。免疫機能を調整する働きだけでなく、抗炎症作用や抗菌作用など、さまざまな効能があるということが、最近の研究で次々と明らかになってきています。

牛乳などの乳製品にも含まれているようですが、量は少なく、通常の食事から効果が期待できるような量のラクトフェリンを摂取するのは難しいとされています。

それで、サプリメントの出番となるわけですね。

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ラクトフェリンとアトピー

ラクトフェリンには、免疫機能を調整する働きがあります。なので、免疫機能の異常で起きているアトピーに有効とされていて、ラクトフェリンを勧める医者(栄養療法をやっている医者)も多くいます。

また、ラクトフェリンは鉄と結びつく力が強いため、腸内で悪玉菌が増殖するのに必要な鉄をキープして悪玉菌に渡さないようにして、悪玉菌の増殖を抑えるはたらきもあります。腸内環境を整え善玉菌を優位にするという意味でも、アトピーによい成分と言えます。

腸溶性がいいのか、胃で溶けるのがいいのか?

ラクトフェリンのサプリメントには、胃で溶けずに腸まで届く(腸溶性のもの)と、通常タイプ(胃でも分解されるもの)の2種類があります。

iHerbで売られているラクトフェリンのサプリは、すべて通常タイプです。アメリカではこのタイプが一般的で、腸溶性のラクトフェリンがもてはやされているのは日本だけのようです。

口から摂取したラクトフェリンが胃の消化酵素であるペプシンで分解されると、もとのラクトフェリンよりも強い抗菌性のあるペプチド「ラクトフェリシン®」になります。ラクトフェリシン®は病原性大腸菌O157や胃炎の原因菌であるピロリ菌に対して殺菌活性を示します。

体内で分解されたラクトフェリシン®とそれ以外のラクトフェリン由来のペプチド、そして元のままのラクトフェリンとが共同で、胃や腸のなかでさまざまな有益な作用を発揮していると考えられています。したがって、胃で消化されないと、ラクトフェリン本来の機能が発揮されない可能性があります。

http://www.m-lf.jp/mechanism.htmlより引用

これは、ラクトフェリンサプリメントを販売している森永の見解。

胃で溶けず腸まで届く腸溶性のラクトフェリンは効果ないかもね~、って言いたいのですね。ライバル会社のライオンは腸溶性をウリにしたラクトフェリンを販売していますからね。

ラクトフェリンを摂るにあたって肝心なことは、ラクトフェリンが胃や十二指腸で分解されず、小腸まで無事に届くかどうかということです。 そうでなければ、意味がありません。その問題を解決しているラクトフェリンのサプリメントは、腸溶性のラクトフェリンだけです。

http://www.drmakise.com/atopy/atopy9-3.cfmより引用

これは、アトピー患者の治療を行っている牧瀬医師の見解。腸溶性でなきゃダメだと主張しています

「腸溶性」をうたっているものが多いと思うが、じつはその加工をする段階でほとんどのラクトフェリンはその効果を失ってしまっているのだ。選択する際には、無加工のものを選ぶようにしたい。

アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! (青春新書インテリジェンス) [ 溝口徹 ]より引用

これは、うつ病やアトピーに対する栄養療法で有名な溝口医師の見解。牧瀬先生とは逆に、腸溶性じゃない無加工タイプのラクトフェリンを勧めています

ラクトフェリンは腸溶性がよいのか否かについては、ラクトフェリンを販売している森永の見解はともかく、日本の医師でも見解が分かれる模様です。

これでは、腸溶性がよいのか通常タイプがよいのか、判断がつきませんね。

ちなみに、ラクトフェリンが胃ですべて分解されてしまうのを防ぐには、空腹サプリを飲むのが効果的のようです。空腹時にはラクトフェリンを分解するたんぱく質分解酵素ペプシンの分泌量が少なくなるためです。

腸溶性でない通常タイプのラクトフェリンサプリを飲むなら、食間や寝る前の空腹になるタイミングで飲むのがよさそうです。そうすれば、胃でも適度に分解され、腸にも適度に届くはずです。

というわけで私は、通常タイプのラクトフェリンを空腹時に飲むのがベストと考え、日本で販売されている腸溶性のラクトフェリンではなく、Jarrow社のラクトフェリンを選びました。

Jarrowのラクトフェリンを飲んでみた感想

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Jarrowのラクトフェリンは、白いカプセルで、サイズはそれほど馬鹿デカくもなく飲みやすい大きさです。無味無臭です。

3週間ほど毎日就寝前に飲んでみたところ、腸内環境には効いているようです。乳酸菌サプリと合わせて飲むと、なかなかよい便が出ます。

残念ながら、アトピーに対する効果はまだわかりません。免疫システムを整えるということなので、長期的に飲まないと結果は出てこないのかもしれません。

★今回紹介したサプリメント:
Jarrow Formulas, Lactoferrin, 250 mg, 60 Capsules


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