気軽な気持ちで試してみたGTFクロムのサプリメント、飲んでみたら即効で体に変化が起きたので、その詳細をお伝えしようと思います。
Jarrow Formulas, クロムGTF, 200 mcg, 100 カプセル
GTFクロムとは?
クロムは、糖代謝を促進させ、血糖値を安定させるインスリンの働きを助けるミネラルです。そのため、クロムのサプリメントは、糖尿病の人やダイエット目的の人によく利用されているようです。
ちなみに、GTFとはGlucose Tolerance Factor(グルコーストレランスファクター=耐糖因子)の略で、三価クロムにアミノ酸やビタミンが結合しているものを指します。
GTFクロムのサプリメントを飲もうと思ったきっかけ
私はクロムという栄養素に注目し始めたのは、こちらのアレルギー・不耐症検査を受けた結果、自分に不足している栄養素として「GTFクロム」が出ていたからです。
このアレルギー検査は、毛髪を分析することでその人に合う食べ物や物質がわかるという、イギリスで行われている検査です。日本で行われている一般的な毛髪検査とは違い、波動の性質を用いて検査をしており、検査できる項目も400以上とかなり豊富です。
この検査でアレルギーがあると判定された食べ物は、以前受けた遅延型アレルギー検査(IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本])の結果や、鍼灸院でオーリングテストを使って調べてもらった結果とほぼ同じでしたので、それなりに信憑性はあるのかなと思います。
この検査では、アレルギーとなる食べ物・物質以外に、自分に不足している栄養素(サプリメントで補うべき栄養素)もわかるので、サプリメント選びの参考になります。
ちなみに、私の場合、GTFクロム以外には、亜鉛、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンD3が不足しているという結果が出ました。どれも思い当たる栄養素ばかりです(サプリを飲んでいて効果を感じる&アトピー改善に重要な栄養素、という意味で)。
アトピーとクロムの関係
アトピーにクロムが大切なんて、聞いたことがない人も多いと思います。ですが、クロムという栄養素について調べていくと、アトピーと深い関係があることがわかります。
アトピーの原因として、植物油(リノール酸)過剰摂取だとか、タンパク質の消化不良だとか、リーキガットだとかいろいろなことが言われていますが、「糖代謝異常」というのもアトピーを引き起こす大きな要因となります。体内で糖がうまく代謝されず、血糖値が高くなり炎症を引き起こしてしまうというわけです。糖質制限をしてアトピーが良くなる人というのは、この糖代謝異常が大きな原因となっている可能性があります。
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GTFクロムサプリを飲んで起こった体の変化
Jarrow FormulasのクロミウムGTFは、1カプセルに200μgのクロムが含まれていて、1日1カプセルが摂取目安量となっています。
アメリカ製にしてはとても小さなカプセルで、変なニオイもなく、飲みやすいサプリメントです。
このサプリメントを夕食後に飲んだところ、夜中、異様に目がさえてしまって、熟睡できませんでした。しかも、寝汗がすごい! 暑くもないのに汗びっしょりなんです。
たまたま体調が悪かったのかなと思いましたが、何度か試してみて、このサプリを夜飲んだときだけそうなるので、クロムの影響に違いないと確信しました。
代謝がよくなって汗が出やすくなるのでしょうか? 脂肪や糖が体の中でメラメラと燃えている感じです。GTFクロムサプリをダイエット目的で飲んでいる人が多いのもうなずけます。
夜ではなく、昼間に飲んでみたところ、不眠はだいぶマシになりました。それでも多少睡眠への影響はあるようです。昼夜問わず汗も出やすくなる感じです。
クロムを飲んで現れた大きな変化は、
1.汗がたくさん出る
2.眠れなくなる
この2点でした。
汗が出るのはいいのですが、眠れなくなるのはちょっと困ります。もともと不眠症気味なので・・・。
「クロム 不眠」「クロム 睡眠」などのキーワードでググってみたところ、どうやらクロムは不眠を引き起こす栄養素として知られているようですね。もちろん人それぞれ、全然平気な人もいるとは思いますが。
クロムがもたらす代謝促進効果よりも、不眠の悪影響が大きい場合、クロムサプリを摂取するのはあきらめた方がいいかもしれません。あるいは、もっと含有量の少ないクロムサプリにするとか。
iHerbのレビューには、眠れなくなるという口コミはありませんが、不眠体質の人は要注意です。
今回紹介したサプリはこちら:
Jarrow Formulas, クロムGTF, 200 mcg, 100 カプセル