最近、お風呂に入るときに入浴剤として入れているのが、iHerbで買ったマグネシウムフレークです。
Life Flo Health, ピュア・マグネシウム・フレーク, 塩化マグネシウムブライン, 2.75ポンド (44オンス)
このマグネシウムフレークは、オランダの古代ゼッチステイン(Zechstein)海底から摂られたという高濃縮の塩化マグネシウム結晶で、お風呂に入れたり足湯にも使えます。
塩化マグネシウムがアトピー肌を改善するという実験結果
私が塩化マグネシウムを使ってみようと思ったきっかけは、青山ヒフ科クリニックの亀山医師によるこちら記事を読んだからです。
この記事によると、アトピー性皮膚炎の患者さんに塩化マグネシウム入りの入浴剤を使ってもらったところ、約5割の人の症状の改善がみられたそうなのです。
5割ってすごいですよね。およそ半分の確率でアトピーが改善するとか。
これは学術論文として正式に出された研究結果ではありませんが、アトピー患者を日々診察している皮膚科医が書いたレポートということで、ある程度信頼できるのではないかと思います。
この記事を読んで興味深かったのは、マグネシウム欠乏でアトピーが引き起こされる可能性はあるものの、実際にアトピー患者の血中マグネシウム濃度を測定しても特に低いことはなく、マグネシウムを服用しても全くアトピーは改善しなかったという点です。
アトピーの人は、血液中のマグネシウム濃度が正常でも、皮膚表面に微妙なマグネシウムの不足がおこっていて、それがバリア機能を壊したりかゆみを引き起こしたりするようなのです。
血液中のマグネシウム濃度が正常な場合、マグネシウムを飲んでも吸収されて皮膚にいきわたることなく、排泄されてしまうそうです。そのため、口からではなく、皮膚から直接マグネシウムを取り入れるのが重要となってくるわけです。
よく海水浴に行くとアトピーがよくなるとか言われているのも、そういった理由があるのだと思います。
ただ、社会人が毎日海水浴に行くというのも現実的ではないですし、海水ってアトピー肌にはめちゃくちゃしみますよね。私もアトピーの症状が出ている状態で海に入ったことありますが、激痛で動けないほどでした・・・。
このような入浴剤なら、自分で自由に濃度を調整できますし、毎日気軽に使うことができます。
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ピュアマグネシウムフレークの使い方と、使ってみた感想
この塩化マグネシウム入浴剤(ピュアマグネシウムフレーク)は、文字通りフレーク状になっています。
使い方は、「1~2カップまたはそれ以上をバスタブまたはフットバスに入れる」とざっくりとしか書かれていません。一体どれぐらい入れたらいいのかよくわかりませんが、私は適当に1カップぐらいを浴槽に入れています。この程度なら傷ついた肌でもしみることはありません。
私はお風呂に入れる以外に、洗面器にこのマグネシウムフレークを濃いめに溶かし、お風呂あがりにアトピー部分にばしゃばしゃかけています。濃いめにというのも本当に適当なんですが、アトピー肌が若干ピリピリするけれども苦痛を感じるほどではない程度の濃度です。
こうすると肌がしっとりして、寝るときのかゆみも弱まる感じがして、なかなか調子がよいです。この方法なら、一人暮らしで毎日シャワーだけ、湯船には入らないという人でも気軽に試せると思います。
★今回紹介した商品
→Life Flo Health, ピュア・マグネシウム・フレーク, 塩化マグネシウムブライン, 2.75ポンド (44オンス)